Engineering Blog
Notes from
the Build.
認証基盤、クラウドインフラ、自社プロダクト開発。実際に手を動かして得た設計判断とその理由を、そのまま書き残しています。
Latest Articles
193 日ぶりの再起動で消える tmux 内の Claude Code セッション 8 本を、同じ名前・同じ会話で戻す
tmux は戻らないが会話は --resume で戻る。8 本中 7 本が戻り、1 本は空の transcript で落ちた。
6 min read「hvf is not enabled on this aarch64 host」の原因は、avdmanager が書いた target=android-0 だった
ハイパーバイザーの警告の正体は、AVD の ini に書かれた target=android-0 という1行だった。
6 min readgit tag --contains は「入っている」と答えたが、その版のアプリに機能は無かった
提出タグ7つすべてにコードは含まれ、どの版にも機能は存在しなかった。両方とも正しい。
5 min read保存できたのに「保存失敗」になる — macOS Sandbox で atomic write 後の権限変更が落ちた
JSON は残っているのに保存失敗になる。macOS Sandbox で起きた atomic write 後の権限変更エラーを切り分けた。
5 min readApp Store Connect の Analytics Reports API で DAU を出したら、同じ日の値が翌日には 2 割増えていた
Unique Devices を足しただけの DAU は、翌日 2 割増え、リリース日は二重に数え、42% の端末しか見ていなかった。
5 min readClaude Code のスキルと設定リポジトリを複数マシンで git 同期していたら、settings.json の hook が未追跡スクリプトを指していた
このマシンでは動く設定が、他のマシンで pull した瞬間に壊れる。diff にも動作確認にも出ない欠陥だった。
6 min readdevelopment RPをstaging IdPへ向けるのをやめた — OAuthの環境境界は直交する
OAuth clientの論理環境とIdPの物理環境は、同じ名前でも別の境界だった。
5 min readCloudflare D1でOAuth client setを原子的に作り、stale rollbackを拒否する
最後のclient ID衝突とstale rollbackを壊して、安全なclient setの境界を確かめた。
5 min readSearch ConsoleとGA4でSEO改善を自動化した
SEOデータは毎日集めても、AIに毎日ページを直させない設計にした。
5 min readdev client のビルドが1周10分なので、SkSL shader は canvaskit-wasm で先にコンパイルした
1周10分のビルドに乗せる前に、SkSL のコンパイルと worklet 変換を開発機で決着させた。実機で残ったのはネイティブの minSdk 分岐だった。
5 min read並べかえの drag が取り残されて、React Native の Pressable まで全部効かなくなった
busy で onTap を付け外しするたびジェスチャーが再マウントされ、残った ACTIVE な handler が root で全タッチを飲んでいた。
5 min readGoogle Play の reviews.list は直近1週間しか返さない — 同期前のレビューを Play Console の CSV から埋め戻す
今日叩いた reviews.list は 38 件・8/21〜8/28 だけ。キャッシュを始めた日より前は、API のどこにも無かった。
6 min readLive Activity の古いボタンが、次の勤務を変更できないようにした
遅れて届いたロック画面 action を現在の勤務へ適用しないため、操作を表示の寿命へ束縛した。
5 min readprebuild とテストを通った生成 Swift が、Xcode archive で初めて落ちた
文字列変換と冪等性が正しくても、生成 Swift がコンパイルできることまでは証明していなかった。
5 min readCapacitor から Expo に移したら、アプリアイコンのドット絵が iOS では小さく Android では大きくなった
1.x の実測は iOS 70.3% / Android 37.5%。一般論の比率で焼いた素材は 62% / 55% で、逆向きにずれていた。
5 min readGoogle Play の completed は「公開済み」ではなかった — update.json は商品ページから更新する
管理APIの配信設定と、一般ユーザーが取得できる公開状態は別だった。
5 min readadjustResize を書いたのに、Android 16 ではキーボードが入力欄を隠したままだった
タブバーごとキーボードの下に消えていた。adjustResize はマニフェストにあるのに、ウィンドウが縮んでいなかった。
6 min read勤怠の 22:00→02:00 を、日ごとの保存ではなく複数日一括置換で直した
範囲削除に巻き込まれる翌日の記録を再構成し、複数日の打刻を原子的に置き換えた。
5 min read通知権限を確認したら、React Native の AppState が無限に往復した
snapshot() の通知権限確認が Android の AppState 復帰を呼び、同じ snapshot() を繰り返していた。
5 min readAndroid の戻るボタンで、ダイアログではなくアプリが閉じた
Capacitor 本体は back を1行も処理していない。何も書かない状態は無反応ではなく、既定の終了だった。
5 min readproduct flavor を足したら、Gradle は成功したまま 9 時間前の APK が署名された
存在チェックを足しただけでは防げなかった。Gradle の前に出力先を消して初めて「無ければ落ちる」が成立した。
5 min readプライマリ言語を日本語にしても、App Store の「言語」は英語のままだった
メタデータは日本語、言語宣言は英語。同じ商品ページの2つの値が、別のシステムから来ていた。
4 min readServer Component に Context がないので、表示漏れの防止をビルドの手前に出した
Context が使えない Server Component で、コンポーネントの使い方をどう強制するか。
5 min readkind を増やしても表せない — discriminatedUnion の軸と、読者が知りたい軸は直交していた
分類の軸を増やしても表せないものがある。公開21件を数えたら、食べ物は kind を跨いでいた。
6 min readarchive が通っても Distribution 証明書は1枚も発行されていない — SSH 越しの Mac mini で iOS を Ad Hoc 署名する
archive は手元の Apple Development 証明書で成功する。Distribution 側の発行可否は export まで分からない。
5 min readtext-pretty を日本語の本文に付けると、Safari だけ右が余る
本文カラム 350px のうち最大 78px が空いていた。Chrome では再現しない崩れだった。
5 min readopengraph-image を1枚置いても、OG 画像が付いたのはそのページだけだった
ビルドは通り、画像の URL も 200 を返す。それでも og:image は8ページ中2種類にしか出ていなかった。
9 min readミニ PC 1台の自宅サーバーに何を載せているか — 層の切り方と、状態の置き場所
自宅サーバー3部作の第1部。1台に何が乗っていて、リクエストが何を通り、状態がどこに置かれているかを図2枚で示す。
10 min readLAN の中だけで動く HTTPS を組む — 実在する TLD にワイルドカードを張らないという判断
ワイルドカードは実装が最小で影響が最大になる。自宅 LAN の名前解決と自動 TLS を、どこまで自分のものだと主張するかで設計した記録。
10 min read自宅サーバーの操作を自作 CLI 一本に寄せた — 14 コマンドの中身と、どの端末からでも同じように動く仕組み
手で触った1回はどこにも記録されない。状態を変える経路を1本にした CLI の全体像と、SSH 自動転送・マルチノード・巻き戻し・ドリフト検知の設計。
17 min readパスキーの verified: true は「この署名が正しい」以上のことを言わない — 自前 OP に WebAuthn を実装して書いた 6 つの防御
ライブラリが検証してくれるのは署名だけ。誰の鍵か・その鍵は進んでいるか・この登録は正当かは、全部その外側に書くことになった。
10 min readデプロイ先に入れた secret は読み戻せない — 署名鍵の唯一の恒久コピーは削除対象の中にあった
デプロイ先は値を注入する場所であって、保管する場所として設計されていない。環境を作り直す日まで、その違いは表面化しない。
9 min readPostgreSQL から Cloudflare D1 へデータを移す専用ツールを書いた — 型の対応と、間違えたときに止まる仕組み
移行ツールが最初に見つける問題は、たいてい移行ツールのバグではなく移行元のデータのほうだった。
10 min readfail-closedで設定漏れを全遮断する管理画面の認証ゲート設計
その middleware が唯一の防壁なら落とす、他に本命があるなら通してよい。設定漏れを機能停止として可視化する設計の話。
9 min readCloudflare Workers の PBKDF2 は 100,000 回までしか回せない — テストが全部通ったまま本番だけ落ちた
ランタイム固有の制限は、ローカルの互換レイヤーが「動いてしまう」方向に嘘をつく。発覚から修正、CPU 時間の壁までの記録。
9 min readWorkers route をデプロイしても本番は切り替わらなかった — cutover の実体は DNS だった
移行手順のどの操作が実際にトラフィックを動かしているのか。それが分かればロールバック手順も自動的に決まる。
8 min read動いている実装を作り直すとき、仕様ではなく byte 一致を検証手段にする
仕様は複数の実装を許すが、移行で求められているのはそのうちの1つとの一致。判定に解釈が入らない基準を置いた話。
10 min readDUNS番号を個人事業主が取得|屋号で申請した手順
難しいのは申請そのものではなく、その前提となるドメイン・メール・サイトを揃える部分にある。実際に通した順序。
8 min readOpenID Connect の認可コードフローを、実装しながら理解する
リクエストとレスポンスを1本ずつ追いながら、PKCE・state・nonce がそれぞれ何を守っているのかを整理する。
12 min read